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  • 2010.06.01 Tuesday
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<小沢事務所>別工事でも受注謝礼要求 年2000万円(毎日新聞)

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件に絡み、岩手県発注の鷹生(たこう)ダム(岩手県大船渡市)工事を受注したゼネコン関係者が毎日新聞の取材に、受注の謝礼として小沢氏のパーティー券を毎年約2000万円、数年間購入したと証言した。小沢事務所側から購入を要求されたという。国発注の胆沢(いさわ)ダム(同県奥州市)工事の受注業者も同様の証言をしていることが既に判明しており、ダム建設を巡る小沢事務所とゼネコン各社の不透明な関係が改めて浮かんだ。

 5日からゼネコン各社の一斉聴取に乗り出している東京地検特捜部は、約10年前までさかのぼって社員名簿の提出を要求。これまで時効が成立した談合は聴取の対象外だったが、今回は時効分についても関与の疑いがある各社元幹部らに聴取を拡大した模様だ。

 鷹生ダムは治水・利水対策を目的とし、98年5月に本体工事の一般競争入札が行われ、九つの共同企業体(JV)の中から清水建設と熊谷組、地元の佐賀組で組むJVが落札した。総事業費は約323億円で、うち本体工事は約172億円。同年7月に着工し、07年3月に完成している。

 本体工事を受注したゼネコン関係者は「談合の仕切り役だった鹿島東北支店の幹部(当時)から、受注後小沢事務所にあいさつにいくように言われて行くと、毎年約2000万円、数年間パーティー券を買うよう要求された」と証言した。1社で支払うには高額過ぎるため、下請け各社に協力を求め要求に応えたという。

 パーティー券購入を巡っては、鹿島など3社のJVが04年に落札した胆沢ダム「堤体盛立工事」(約273億円)を受注したゼネコン関係者が「受注の謝礼として小沢事務所の要求で毎年数千万円、3年間パーティー券を購入した」と証言していた。

 胆沢ダムでは、中堅ゼネコンの水谷建設元幹部らが下請け工事の受注謝礼として04年10月、小沢氏の元私設秘書で民主党衆院議員、石川知裕容疑者(36)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=に5000万円を渡したと供述。これが問題の土地購入費(約3億5200万円)の一部に充てられたとみて特捜部が捜査を進める一方、小沢氏と石川議員は受領を否定している。

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 障害者割引郵便悪用に絡む厚生労働省の証明書偽造事件で、虚偽有印公文書作成罪などに問われた同省元局長村木厚子被告(54)の初公判が27日、大阪地裁(横田信之裁判長)で開かれる。村木被告は昨年6月の逮捕当初から一貫して関与を否定しており、公判は検察側との全面対決となる。
 公判は6月まで計23回で結審の予定。検察側が証明書発行にかかわりがあったとしている民主党の石井一参院議員と当時の厚労省部長(58)も出廷する予定で、証言が注目される。起訴状によると、村木被告は同省課長だった2004年、実体のない自称障害者団体「凛(りん)の会」元代表倉沢邦夫被告(74)=公判中=らと共謀し、同会を障害者割引の適用対象とする証明書を偽造したとされる。 

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城ブーム!1000円高速乗り「歴女」参上(読売新聞)

 城を訪れる観光客が増えている。

 「歴女(れきじょ)」と呼ばれる歴史ファンの女性が増えたことや高速道路の利用料割引が背景にあるようだ。各地の城郭は「この機を逃さず、魅力を広めたい」と集客にいっそう力を入れている。

 加藤清正が1607年に築いた熊本城(熊本市)。入場客数は近年、80万〜100万人程度で推移していた。しかし、藩主の住居だった本丸御殿大広間を復元・公開した2008年には約204万人、09年も約177万3000人を集めた。

 週末にもなると、城周辺の駐車場は県外ナンバーの車が目立つ。人気俳優の妻夫木聡さんが主演したNHK大河ドラマ「天地人」のロケも城内で行われたこともあってか、熊本城総合事務所は「若い女性や県外からの入場者が増えている」と話している。

 ほかの城郭も同じ傾向にある。岩国城(山口県岩国市)には09年、約15万5000人が訪れ、08年より1万4000人以上増えた。「女性グループをよく見かけます」と市観光課。小倉城(北九州市)の入場者は07年の約9万4000人から、09年は約11万4000人に。今月上旬、天守閣を見学して回った福岡県久留米市の女子大学生(21)は「一番好きな時代は幕末。お城はタイムスリップしたみたいで楽しい」と声を弾ませる。

 高速道路のノンストップ自動料金収受システム(ETC)割引を活用した来訪者も目立つ。

 島原城(長崎県島原市)では入場者が年々減り、07年は約21万9000人にまで落ち込んだ。しかし08年から増加に転じ、09年は約24万9000人に上った。女性客の増加に加え、ETC割引が始まった昨年3月以降は、関東など遠方のナンバーの車が目立つようになったという。

 これを機に城の魅力を発信しよう、と島原城振興協会は小学生向けの歴史講座や城内梅園での茶会といったイベントを次々に展開。「女性に人気の福山雅治さんが主役のNHK大河ドラマ『龍馬伝』は長崎も舞台になる。さらに長崎への旅行者も増えそう」と同協会。

 09年の来館者は15万4000人と前年並みだった県立佐賀城本丸歴史館(佐賀市)は3月、佐賀城のいろいろな話題を出題する検定試験「佐賀城本丸けんてい」を初めて実施する。

 06年に「日本100名城」を選定した日本城郭協会(東京)は「城は地域の歴史を知り、文化を楽しむのに最適の場所」と話す。「現在の人気がブームに終わることなく、さらに城への理解が深まってほしい」と願っている。(堀家路代)

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「つい出来心で」男子高生に痴漢の疑い 男を逮捕 埼玉(産経新聞)

 埼玉県警大宮署は21日、県迷惑防止条例違反(痴漢)の現行犯で、東京都中野区東中野、自称派遣社員、守友寛容疑者(32)を逮捕した。

 大宮署の調べでは、守友容疑者は21日午後7時ごろから約5分間、北浦和駅−大宮駅間を走行中のJR湘南新宿ライン下り電車内で、私立高校1年の男子生徒(16)の下半身を服の上から触るなどした。

 大宮署によると、守友容疑者は「つい出来心で」などと供述しているという。

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低額宿泊所FIS 新たに無届け2施設 行政監視及ばず(毎日新聞)

 生活保護受給者向けの無料低額宿泊所運営団体「FIS」の幹部3人が、所得税法違反容疑で告発された事件に絡み、FISが08、09年に名古屋市と千葉市で無届け施設を開設していたことが分かった。届け出施設と同様のシステムで運営されているが、自治体が実態をチェックできない状態が続いている。厚生労働省は宿泊所の規制強化を検討しているが、水面下で「貧困ビジネス」が温存されるおそれがあり、対策が求められそうだ。【無料低額宿泊所取材班】

 FISは首都圏や愛知県で約20宿泊所(総定員約2000人)の開設を届け出ている。NPO法人としての認証も受けていないため、団体全体の収支を説明する資料はどの自治体にも提出されておらず、運営に不透明な部分が多いとの指摘があった。さらに、FISは行政のチェックが全く及ばない無届け施設を06年ごろに名古屋市中村区で開設したことが分かっている。FISの無届け施設は、確認されただけで3施設になった。

 新たに判明したのは、名古屋市名東区藤見が丘に08年8月ごろ開設された定員約50人の施設と、千葉市花見川区浪花町に昨年10月にできた定員108人の施設。いずれも社員寮を転用し、個室に間仕切りを設けている。1人当たりの居室は3〜4畳で、居室内に風呂やトイレはないという。入所者の大半が生活保護受給者で、毎月約12万円の保護費から約9万円の家賃や食費を払っている。

 名東区の施設の元入所者は、「保護費は銀行振り込みで受け取るが、理由の説明もないまま通帳を預けさせられ、8万8800円を毎月引き落とされた」と証言した。花見川区の施設の入所者によると、食事は希望制だが、ほぼ全員が3食の提供を求めており、保護費から家賃や食費として約9万円を徴収されているという。

 名東区、花見川区の担当者は、FISが運営しているのを認めたうえで、「実態は他のFISの施設と同じだが、届け出がない以上、アパートと受け止めている」(名東区)、「現行制度では自治体としては調査は難しい」(花見川区)と説明している。

 FISを巡っては、所管自治体に提出された一部宿泊所の収支に多額の使途不明金が計上されていたことが判明。これが告発された3人の所得になっていたとみられるが、無届け3施設の収支は一切公表されていない。

 ◇入所者がごみ放置、住民とトラブル…名古屋

 名古屋市名東区藤見が丘の住宅地に建つFISの無届け施設。周辺住民によると、08年の開設前にはFIS職員が近所をあいさつに回って「派遣会社の社員寮になる」と説明したという。

 開設後、調理場から悪臭がしたり、敷地内に生ごみが放置され、ねずみも発生。入所者が近所の公園に空き缶を捨てるなどの行為もあって、住民とトラブルになったという。施設の隣で電器店を営む松山一丸さん(60)が苦情を言うと、職員は素直に謝り、敷地内の生ごみが減るなど改善されたこともあった。

 名古屋市保護課によると、無料低額宿泊所を設置する際、運営者は都道府県や政令指定都市に届け出る必要があるが、無届けでも罰則規定はない。【山口知】

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 21日午前1時35分頃、兵庫県川西市萩原1のコンビニエンスストア「ローソン川西萩原1丁目店」で、男がカウンター内に押し入り、男性店員(22)にナイフ(刃渡り6センチ)を突きつけ「金出せや」などと脅した。

 店員はナイフをかわして男を羽交い締めにし、そのすきに別の男性店員(21)がナイフを取り上げた。店の客が北100メートルほど離れた川西署まで駆けつけ通報。署員が男を強盗未遂容疑の現行犯で逮捕した。

 発表によると、同市出在家町、無職清水達也容疑者(47)。

 清水容疑者を羽交い締めにした店員は大阪府内の大学4年生で、高校時代の3年間、柔道部に所属し、初段の腕前。「とっさのことだったが、体が自然に動いた」と話していたという。

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ヒマラヤの氷河消失、報告書は誤りと陳謝(読売新聞)

 【ワシントン=山田哲朗】国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は20日、声明を発表し、2007年の第4次報告書で「ヒマラヤの氷河が2035年までに解けてなくなる可能性が非常に高い」とした記述は科学的根拠がなく誤りだったと陳謝した。

 世界中の科学者が協力して作成した報告書は信頼性が高く、IPCCはアル・ゴア元米副大統領と2007年にノーベル平和賞を受賞したが、地球温暖化の懐疑派は「報告書の信頼は揺らいだ」と攻勢を強めている。

 欧米の気象学者らが20日、独自に発表した分析によると、報告書は問題の部分を世界自然保護基金(WWF)のリポートから引用した。WWFは英国の一般向け科学雑誌ニュー・サイエンティストが1999年に掲載したインド人研究者についての記事を引用した。しかし、この研究者の論文は未公表で、氷河消失の時期も予想していなかった。

 「2035年」という時期は、別の文献の「2350年」を写し間違えた可能性があるという。分析は「査読を経た論文を基礎に置くという科学の基本を守れば回避できた間違い」と指摘している。

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 台東区の浅草商店連合会は23日、サンリオと連携して人気キャラクター「ハローキティ」をデザインした地域振興商品券を発売する。

 「大判」(縦6・4センチ、横4・2センチ)と「寛永通宝」(直径3・8センチ)をかたどった真ちゅう製の振興券で、連合会は「これを持って浅草散策を楽しんでほしい」と話している。

 発行される商品券は、大判が額面1000円(販売価格950円)、寛永通宝が同500円(同475円)。いずれも雷門をバックにしたキティがデザインされている。

 連合会事務所などで3月7日まで販売。同14日まで、浅草商店連合会の約500店舗で使うことができる。

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 自民党の新綱領策定委員会は18日、党本部で幹事会を開き、24日の党大会で採択する新綱領の原案をまとめた。「日本らしい日本の確立」を目指すことを宣言し、基本政策として新憲法制定や財政再建などを掲げた。新綱領を政権奪還の軸にすえ、全体として民主党との違いを意識した内容になっている。

 原案は、前文▽党の基本的性格▽政策の基本的考え▽目指すべき国家像−−の4部構成となっている。自民党を「進歩を目指す保守政党」と定義。民主党政権を念頭に、「政治主導という言葉で少数派の意見を無視し、与党のみの判断を他人に独裁的に押し付ける国家社会主義的統治と断固、対峙(たいじ)する」との文言を盛り込んだ。

 政策面では、結党以来の党是である新憲法の制定のほか、「一国平和主義的観念論を排し、国際社会の現実に即した責務を果たし、日本の主権を自ら守る」と、外交・安全保障を重視する姿勢も強調した。今後、有識者や党所属の国会議員の意見を聞いて文案を最終的に決め、党大会で発表する。【田所柳子】

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<別府市火災>行方不明の男性 別府駅ビルで発見 事情聴く(毎日新聞)

東京・新宿の真冬の怪 排水溝から男性遺体見つかるも…「におわない」事件性(産経新聞)

【衝撃事件の核心】

 東京・新宿の高層ビル街の近くにある住宅街で、排水溝の中から身元不明の男性遺体が見つかった。目立った外傷はなく、着衣に乱れがないことなどから、警視庁は「事件性をにおわせるものは今のところない」としている。過去には福島県の村で、くみ取り式トイレの便槽の中で男性が“怪死”するケースもあり、その際は「のぞき目的」とみられていた。だが、新宿の男性が遺体で見つかった経緯は不明のままだ。男性はなぜ、排水溝に入ったのか−。謎は深まっている。

■暗闇から頭部 「人形みたいだけど」

 12月16日午前8時すぎ。清掃会社に勤務する男性作業員3人は、百人町3丁目付近の排水溝の掃除を始めた。排水溝は円筒状でフタがかぶせられ、底に近い側面から下水道につながる直径約20センチのパイプが出ている。作業員たちは手際よくフタを開け、底にたまった泥や、ゴミをバキュームで取り除いていった。

 作業から3時間以上たった午前11時半すぎ。「都営百人町3丁目第2アパート6号棟」前を通る小滝橋通りにある排水溝の清掃に取りかかったときだった。フタを開け、日が差し込んだほの暗い排水溝の中から突如、帽子をかぶった頭が姿を現した。

 「人形みたいなものが入っている」

 作業員は当初、こう感じたという。

 作業員が同僚2人ともう1度、“人形”を凝視すると…。

 それは人形ではなく、男性の遺体だった。前屈みの姿勢でうなだれており、着ていたシャツから若干、右肩がのぞいてみえていた。腐敗臭は感じなかったというが、後の捜査で腐敗が進んでいたことが判明する。

 作業員は同僚と現場から約150メートル離れた交番に駆け込んだ。排水溝の回りにはブルーシートが張られ、この日夕、遺体は引き上げられた。

 新宿署などによると、死亡していた男性は白髪交じりの頭髪で、60〜70代とみられる。身長は約165センチで、直径約50センチ、深さ約120センチの円筒状の排水溝の中にすっぽりと入り、体育座りをするように座り込んだ状態で死亡していた。

 男性は毛糸の帽子、眼鏡姿で、カーキ色っぽい半袖のTシャツ、黒っぽいジーパンを着ていた。遺体が排水溝から引き上げられたとき、靴下や靴は履いていなかった。免許証など身元の特定につながるようなものも持っていなかった。

 司法解剖の結果、男性に目立った外傷はなく、死因は不明だが、水死や損傷による死亡ではないことが分かった。腐敗状況から死後1週間〜2週間程度が経過していたとみられる。排水溝の清掃は年に1、2回。もしも清掃の時期がもっと後だったら、遺体発見ははるかに遅れた可能性がある。

 遺体を発見した作業員と同僚はこの日、捜査員から事情聴取を受け、こう聞かれたという。

 「自分で入り、中からフタを閉じることは可能ですか」

 作業員らはそれまでの経験から、答えを導き出した。

 「可能です」

■傷、眼鏡、小滝橋通り… 低い事件性

 「事件性を積極的に、におわすようなものが出てきていない」

 ある捜査幹部はこう説明する。

 事件だった場合に考えられる状況は、ほかの場所で殺害されたり、あるいは病死したりした男性の遺体が何者かによって排水溝の中に遺棄された−というものだ。

 だが、捜査幹部は目立った外傷がないことに加え、遺体が眼鏡や帽子を着用していたことに着目する。

 「仮に誰かに運ばれたら、途中で眼鏡などが落ちる可能性が高い」からだ。一方で靴や靴下をはいていないことについても「パイプを通じて下水道に流れ出たのかもしれない」(捜査幹部)という。

 さらに、排水溝の位置からして、遺棄現場として選ぶ可能性は低いという。小滝橋通りは新宿と高田馬場を結び、車や人の往来がひっきりなしにある上、現場となった排水溝は交番や消防署の目と鼻の先にあるからだ。そして、都営アパートの住民の目もある。

 「犯行場所としてはリスクが高すぎる」

 捜査幹部はこう話す。

 何者かがフタを開けて男性が落下した可能性についても、男性のアゴなどに外傷がないことから考えにくいという。

 こうした状況を踏まえ、警視庁新宿署は男性が何らかの原因で自らフタを開けて中に入り込み、フタを閉めた−という見方に傾いているのだ。

 でも、なぜ…。

 「寒さをしのぐためではないか」

 男性が半袖Tシャツなど薄着だったことから、そう推測する捜査関係者がいる。

 暖を取るために地下に−という例は確かにある。

 遠く離れたモンゴルの都市部では、寒さをしのぐためにマンホールの中で生活する孤児「マンホール・チルドレン」の存在が知られている。しかし、そこには温水供給パイプが通っているため、孤児たちは暖を取れるのだ。

 百人町の排水溝を管理する新宿区道路課の男性職員は「確かに排水溝の中に入れば、真冬の寒い風はしのげるかもしれませんが、底には冷たい水が張っていますよ。風をしのげたとしても、水に足をつけるほうがキツいでしょう」と話す。

 捜査関係者によると、遺体の足は水につかっていたため、ふやけていた。生きて入った場合、激烈な冷たさと闘うことになる。

 「この担当を30年やっている同僚にも聞きましたが、『こんな話は聞いたことがない』と話していました。なんで男性が中で死亡していたのか、まったく見当がつきません」

 男性職員は首をかしげた。

■くみ取り式トイレから男性遺体も “理由”はさまざま

 およそ、人が入らないと思われるような場所で遺体が見つかるというケースは過去にもあった。

 平成元年2月、福島県都路村(現田村市)。女性教員の住宅のくみ取り式トイレの便槽の中から、村の青年会に所属する20代の男性の遺体が見つかった。

 当時の報道によると、男性は上半身裸で着ていたとみられるトレーナーなどを抱え、ひざを曲げて死亡していた。

 地元警察の捜査の結果、狭いところで閉じ込められた状態で死亡していたことが判明。凍死だった。警察は事件性は低く、男性が自ら便槽のくみ取り口から入り、出られなくなったと判断した。

 状況から「のぞき」目的とみられていたようだ。

 また、警視庁の捜査幹部は「あくまでも一般論だが、痴呆(ちほう)などが原因して、狭いスペースに入り込んで死亡することはある」と説明する。

 捜査幹部によると、床下や屋根裏の奥の方で、押し込まれたような状態で死亡している遺体が見つかることがある。死体遺棄事件を視野に現場を調べるものの、死亡者以外に発見現場までの経路を通った形跡がなく、事件性はないと判断されるという。

 「新宿の男性に関する最終的な事件性の有無は、身元や死因の特定が行われなければ分からない」と捜査幹部。新宿署は付近の住民やホームレスで行方不明者がいないか聞き込み捜査を行うとともに、病理検査を実施して詳しい死因を調べている。

 師走の都会に衝撃を与えた排水溝の遺体。近くに住む男性会社員(32)は「たぶん遺体があったときも、すぐ横を通っていました。真相がはっきりしていないから、今も薄気味悪さを感じながら通っています」と漏らした。

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